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カオス・ストーリー23

AKBと修
第73話

お互いに一歩も譲らない試合__
第2クオーター
山桜高校 対 真宮高校
 54     67高橋「ねぇ優子!このままじゃ修くんたち負けちゃうよ!」

優子「う、うん・・・でもまだ試合は終わってないよ」

敦子「そうだよ!まだまだ!いけるって!」

玲奈「でも刃の弟・・すごいね」

板野「そういえば刃もバスケしてたよな・・?」

玲奈「うん・・大会も近かったのに・・・」

そしてこの場も再び沈黙に侵されてしまった


修「ハァハァ・・・くそっ!」

修も得点を決めているがイマイチ盛り上がる入れ方ではなかった
そのことであまり目立っていない

龍太「ハァハァ!勝つぞ!勝つぞ!斉藤!パスだ!」

斉藤「おう!ほらよ!」

斉藤のパスは綺麗に龍太に渡り、得点を決めることに成功した


しかし、その後も真宮高校は一歩も譲らず再び得点を入れられてしまう

そして第二、第三クオーターが終了した


得点

山桜高校 対 真宮高校
 78     89


そして再び山桜高校の空気が重くなっていく
なにせ3ポイントを三本も入れられてしまったのだから


敦子「ね、ねぇみんな・・・」

優子「どうしたのあっちゃん?」

敦子「あっちの高校・・・息一つも切れてない・・」

板野「え!ホントだ!」

玲奈「うそでしょ・・・どんな鍛え方したんだろ・・・」


そしてベンチでも・・・

斉藤「おい・・・真宮のやつら・・・息切れすらしていないぞ・・・」

部員「や、やべぇだろ・・・」

山崎「ハァハァ・・・(さすがに今回はまずいかもしれん・・・)」

龍太「ハァハァ・・・勝つ・・勝つ・・」

ただ龍太だけは勝つことだけしか考えていなかった

そして第四クオーターのブザーが鳴った


ただ時間だけが過ぎていく___________________

ただ観衆は完全に真宮高校の流れにしか行っていなかった_____

ただ誰もが真宮高校が勝つとしか思っていなかった________

ただ山桜高校が誰もが山桜高校が負けるとしか思っていなかった__


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