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カオス・ストーリー23

運命の出会い?AKBとマネージャー?
第52話

珠理奈が玄関越しから外へと

松井「入っていいよ?♪」

と叫んだ。それも結構な大きな声で。外はなんだかがやがやと騒がしかった。

─ガチャン─

珠理奈が扉を閉めたとたん、ものの数秒でまた

─ガチャン─

と扉があいた。

─お邪魔しま?す♪─

拓海はその声と光景に思わずあんぐりと口を空け、目を疑った。

松井「ささ♪中入って入って♪今日はみんなでパーッと楽しも?♪」

─わ?い♪─

そういうと続々と中へと入っていく御一行・・・。

拓海にはなんのこっちゃわからない。

頭のなかは「謎」の文字があちらこちらに浮かんでいた。

拓海「珠理奈・・・・//」

松井「ん?」

拓海「なに・・・?これ・・・」

松井「なにって♪SKEのみんなだよ♪・・・あれ?玲奈ちゃん以外紹介してないんだっけ?じゃあ後で教えてあげるね♪」

拓海「いやいやいや(笑)そうじゃなくて・・・//なんで急に家に来たのかって聞いてるわけ・・・」

松井「・・・だめだ・・・った?」

拓海「あぁ・・・//いや・・・//ダメって訳じゃないんだけどさ・・・//その・・・//連絡くれればいろいろ準備とかしたのになって」

松井「メー・・・ル・・・!?・・・あぁ!たく兄にメール送ろうと思ってメール書いたのに送信するの忘れてた!・・・ごめんなさい//」

拓海「・・・珠理奈」

松井「・・・ん?」

拓海「ドジだなお前(笑)」

松井「なっ・・・!ムキー!たく兄のバカッ!」

拓海「はいはい(笑)悪かったよ//まぁ・・・//せっかくだからピザでも頼んでみんなで盛り上がろっか」

松井「ピザ!?わ?い♪やった♪」
拓海「んじゃ今から頼むからそれまでリビングでなんかしてなよ。俺その間風呂入ってくる」

松井「えぇ?//たく兄と一緒に入りたかった?//」

拓海「また今度な・・・♪」

松井「うん・・・♪あっ♪じゃあリビングいって待ってるね♪」

拓海「うん♪」

松井「じゃあまた後でね♪バイバ?イ♪」

拓海「おう♪」

そういうと珠理奈はリビングへと戻っていった。

久しぶりの高らかな声の可愛い妹に会えたことが拓海は相当嬉しかったのだろう・・・。

風呂場へと向かう間もずっとニヤニヤとしていた。

端からみれば変人と思われるかもしれない・・・。それほど拓海にとっては大きな出来事だったのだ。

拓海の気分は有頂天。

風呂の中でも鼻歌を歌うほどだった。


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