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カオス・ストーリー2
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君に、夢中に、させられて
第16話
(柏木目線)
男「・・・チェッ、カマかけられたな・・・、ボウズ。」
・・・すごい、彼の心理テクニックは。
正直、あそこまでうまくいくものなの?
高「・・・スポーツで鍛え上げたあいつのメンタル、
半端じゃないんだよ、ゆきりん。 」
私は、彼の上着を羽織っている。
ちょっと温かい。
あの目は、
・・・なんか、あの時に似てる。
『・・・守りたかった』
あの時の言葉が、フラッシュバックしてきた。
龍「ねぇ、頂戴よ、そのビデオカメラ。 お土産に最適だ。
俺はね、なるべく平和主義で行きたいんだよなぁ。」
・・・あれ?
さっきより、あの男の目つきがヤバイ。
高「さっきより、ギュッって握ってきたけど、
大丈夫? ゆきりん。 」
男「お前のその口、封じてやる!」
キャッ。
思わず眼を閉じた。
その目を開くと、そこには・・・。
そこには男が倒れていた。
龍「恐れろ、そして苦しめ・・・。」
その気迫は、『マジすか』の元祖ブラックを越えていた。
龍「ひと蹴りで終わってしまうとはな・・・。
えらい、腐った男だな。 」
私には、
後ろに何か得体の知れないものが、
憑依してたように見えた。
龍「時は来たのか・・・、終わりの時が。
なぁ、たかみな、秋元プロデューサーを何が何でも、
ここに呼んでくれ。 」
高「あっ・・・、OKです。」
龍「・・・フィニッシュは、今からだ。」
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