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カオス・ストーリー2
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君に、夢中に、させられて
第4話
柏「ハァ、ハァ、ハァ・・・。」
斉「ふぅ、ここまで来れば、大丈夫かな。」
柏「あ・・・、ありがとう。」
斉「お前の声って、特徴的っていうか、
よう聞こえとったよ、俺の耳には。」
柏「ホンットに、ありがとう。」
斉「由紀を・・・守りたかったから。」
柏「・・・え?」
斉「イヤ、なんでもないわ、やっぱし。」
私は、つい、感情が高ぶって、
彼に抱きついた、と思う。
『思う』、というのは、興奮状態だったから、
記憶が定かではなかったからだし、
ずっと・・・、とにかくパニックに近かったから。
斉「おっ・・・///おいおいおい。
ゆ、由紀・・・、泣くなよ・・・。」
柏「泣いてないもんっ。」
斉「ハイハイ、分かったけん、泣いてないんだね。」
その夜のことは、たぶん一生忘れないだろう。
結局、彼に自分の思いを告げられないまま、
時は過ぎて、彼は、家の事情で、東京に行ってしまった。
今でも、密かに期待している。
どこかでまた会えたりしないかな、って。
龍「AKBの握手会に来いって?」
高「来い、っていう風には言ってないけどさー、どう?
日程の都合、合う? 」
龍「いや、行けないんだよね、店が大変で。
てか、そもそも、
土日に店抜ける、ってのは、厳しいわ。」
高「あっ、そっか、何かゴメンね。」
龍「ところで、
AKBってどんな感じだ?
俺、あんまメンバーとか、
いろいろ知らなくってさ。 」
高「え?
あ、いや、ゴメンゴメン。
でも、それって致命的じゃないかな?
ねぇ、誰なら、分かる?」
龍「ん?、そうだなぁ?。
えーと、缶コーヒーの・・・、
あっちゃんと、大島優子と、あと麻里子様だろ?」
高「それで?」
龍「あと、ともちんでしょ?
それに・・・、指原と、ほら、いいともの・・・」
高「あ、オカロ?」
龍「おかろ、っていうの?」
高「いや、違うけど、秋元才加って、いうけど。」
龍「えーと、まゆゆとね・・・、
あっ、こじはる! 」
高「それで、それで?」
龍「・・・特に思いつかないかな?
たぶん、これぐらいかな。 」
高「オイオイオーイッ! こっち、こっちー!」
龍「あっ!思い出した!」
高「どれどれ?」
龍「なんだっけ?」
高「オイッ!(-_-)/ピシッ!」
龍「ジョーク、ジョーク、てかみなでしょ?」
高「てかみな、じゃないけど・・・、
まぁ、特別に許可するけどぉ?。
でも、これじゃ、厳しいからなぁ、
今から、あたしがティーチングしたげる。」
龍「ヤレヤレ、使い慣れない英語なんて使って・・・。」
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