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カオス・ストーリー23

?由依との奏で?
第6話

翔太郎「ちょっと、玲奈?」

玲奈「うふふ、今日は私が襲ってあげるって言ったでしょ?」
そういうと玲奈が俺のズボンと下着を脱がした。
そして俺のスカイツリーをもてあそび始めた。

芝生の上なので下半身がチクチクする。それに反して襲いくる快感は半端じゃなかった。

翔太郎「ううッ」

玲奈「気持ちいい?じゃぁ、これは?」
玲奈は俺のスカイツリーをくわえる。

翔太郎「うんッ いいよッ//」

じゅぷッ じゅぷッ

卑猥な音が夜の公園にこだまする。

俺のスカイツリーが絶頂を迎えそうなとき、いきなり玲奈の舌技がとまった。

翔太郎「えっ?」

玲奈「このままイカせてあげてもよかったんだけど…それじゃつまんないから♪」

ギンギンになったスカイツリーを絶頂直前でお預けにされた俺は、いつにも増して玲奈に欲情していた。

翔太郎「勘弁してくれよ…」

玲奈「今日は翔太郎が乗り気じゃなかったみたいだから、今度は翔太郎から誘ってきたときに挿れてあげるね♪」

そういうと玲奈は素早くシャツを着て、俺の元を去って行った…

俺は、半裸の状態で夜の公園に取り残されてしまった…。

翔太郎「なんだよ…、ここまで来たらヤってからでもよかっただろうに…」

そんなことをつぶやきながら、疼くスカイツリーを気にしつつ俺は帰路についた。

?その頃?

由依「なんか、翔太郎君っておもろい人やったな…。またゆっくり話してみたいなぁ♪」
玲奈と俺との関係を知る由もない由依ちゃんはそんなことを考えていた。

?一方その頃?
玲奈はいち早く家に帰り、自慰にふけっていた。

玲奈「全く…。中途半端ってのはよくないなぁ…。けど翔太郎、カワイイ♪」

玲奈の中で俺をめぐる新たな計画が蠢いていた…。




?翌日?

昨日の一件の後、俺は火照った体を自ら癒すような真似はしなかった。
つまり、自慰は行わなかった。
それは俺のポリシーの一つに、「自慰はしない」というものがあったからであった。
しかし、昨晩ほどそのポリシーを後悔したことはなかったかもしれない。
更には昨晩なぜいきなり出て行ったのかと追及しようとする珠理奈と母に言い訳をたっぷりとしなくてはならなかったのでまさに踏んだり蹴ったりであった。

翔太郎「じゃ、行ってくるわ。」

母&珠理奈「いってらっしゃ?い!!!」

珠理奈「なんか翔兄、いつもより早くない?」

母「そうねぇ…、まぁ、若いってことじゃない?(笑)」

そんな会話が家を出た後にあったようだが、俺が家を普段より早く出たのには理由があった。

昨日の公園にベルトを忘れていたのだ!!!!
我ながらうっかりしていたと激しく後悔していた。
そしていつの間にベルトを外されたんだろう…と考えたりもした。

さて、公園に忘れていたベルトを回収し、あわててバス停へと向かう。
そこには見覚えのある顔が…

翔太郎「おっ! 由依ちゃん!?」

由依「ん? あ、おはよう?(眠)」

そう、そこにはか?な?り眠たげな由依ちゃんがいた。

翔太郎「もしかして、寝起きだったりしちゃうのかな?」

由依「そうやね?、うち、あんまし朝が得意やないから…」

翔太郎「あ?、その気持ちよくわかるわ?。なんか夜寝たら朝起きれなくなって夜更かししちゃうパターン!?」

由依「それはちゃうかな。」

翔太郎「あ、違うのね…。」

由依「今日は遅刻せぇへんのやな(笑)」

翔太郎「いっつも遅刻するわけじゃないからね?」

由依「そうなんや?」

翔太郎「そうそう。ってか、アドレス聞いてなかったね。よかったら教えてよ?」

由依「よくなかったら教えなくてもええんやな?(笑)」

翔太郎「いやっそこは言葉のアレで…、教えてよ!!!」

由依「ふふっ、ええよ」

そんなやり取りをして、俺と由依ちゃんはアドレスと電話番号を交換した。

由依「うち、この学校来てから初めてアドレス交換したわ」

翔太郎「まじで? てっきり優子とかとはもう交換したのかと思ってた」

由依「うん…優子ちゃんにはいろいろ教えてもろてたけど、そんな話にはならへんかったし」

翔太郎「俺、いちば?ん♪」

由依「なんか翔太郎君のそういうとこかわいいな(笑)」

翔太郎「そこはかっこいいって言ってよ(笑)」

会話を続けていくうちにバスはやってきた。

由依「あ、バス来たで」

翔太郎「あ、ほんとだ」

俺たちはバスに乗り込んだ。
昨日とは違って遅刻バスではないので生徒たちでごった返していた。

由依「なにこれ、こんなに混むんやったら遅刻した方がええんとちゃうか?」

翔太郎「そしたら由依ちゃんも遅刻魔になっちゃうよ??(笑)」

由依「それは嫌やな んッ」
バスの揺れで由依ちゃんがこちらに倒れこんできた。

翔太郎「うわっ」

バスの乗り口の踊り場に立っていた俺と普通にバスの廊下に立っていた由依ちゃんの唇が「密着」してしまった。

翔太郎&由依「んんッ」

ここで言い訳maybeをしておきたい。いや、maybeじゃなくて120%言い訳だが、これはあくまでも不可抗力であった。
そもそも、180センチの俺と158センチの由依ちゃんの唇が「密着」してしまうことはまずない。
しかし、この混雑したバスの中という特殊な空間でそれもバスの揺れという特殊な条件で起きてしまった「密着」であった。
話を戻そう。

翔太郎「ごっごっ ごめん!!!」

由依「…。」

俺は激しい焦燥感と同時にやわらかい由依ちゃんの唇の感触で頭を支配されていた。

そのまま俺たちは会話をすることなく混雑したバスで高校へとたどり着いた。
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