LaZoo掲示板
/
カオス・ストーリー2
/
3
運命の出会い
?AKBとマネージャー?
第18話
ん・・・・?なんだここは・・・?なんかお腹の上が痛いぞ・・・。って・・・なんでお腹の上に漬け物石があるんだ?かなりでかいぞ・・・。うわっ・・・ぐらぐら動いた・・・。うっ・・・お腹が・・・お腹が・・・うわ?!!
拓海「はっ!!」
松井「たく兄?大丈夫?ずっとうなされてたよ?」
珠理奈がお腹の上にのっていた。
拓海「なっ・・・なんだ//夢かぁ?//よかった」
松井「どんな夢見てたの?」
拓海「そっ・・・それは・・・//」
漬け物石がお腹の上にのっていたなんて言えるはずがない。
拓海「そっ・・・それよりお前今日何するんだよ?」
松井「せっかくの休みだし♪東京でお買い物しようかなって♪フフッ♪」
拓海「そうか//」
今までずっと会えなかった妹が今は目の前にいる。可愛くていとおしくて仕方がなかった。
松井「たく兄は・・・?今日仕事?」
拓海「今日はオフだよ。久しぶりに家でゆっくりしようかなって♪」
松井「一緒にお買い物したかったなぁ?♪」
拓海「また今度//絶対行こうな//」
松井「うん♪//じゃあそろそろ行ってくるね♪あっ!!朝ごはん作ったからね♪じゅりたん特製玉子焼き♪」
拓海「ありがとう//後で食べるな//」
松井「じゃあいってきま?す♪6時頃には帰ってくるね♪」
拓海「わかったよ//いってらっしゃい♪」
そうして珠理奈は家を飛び出していった。
拓海「さて・・・朝ごはん食べるか」
─ブーッブーッブーッ─
携帯がなった。
拓海「なんだ・・・・?」
新着メール4件。拓海はすっかり携帯の確認を忘れていた。
拓海「誰からだ・・・?」
─1件目─
─北原です─
初メールです。怪我治ったみたいでよかったです♪またメールします。
拓海「なんかそっけないメールだな・・・//北原さんらしいや♪」
─2件目─
やっほー♪ゆったんだよん♪怪我治ったって聞いてホッとしたよ//また拓海ん家いくからね♪
拓海「有華・・・//早くプレゼントあげたいなぁ?♪」
─3件目─
─明日香だよ♪─
たっくん♪今度ご飯行こう♪久しぶりに話したいな?//たっくんと2人で♪じゃあね♪またメールするね?♪
拓海「明日香!!行こうではないか!!フフッ(笑)」
─4件目─
久しぶり・・・//今日会えないかな・・・会えるならメール下さい。
拓海「・・・なんで由加理からメール・・・?」
4件目のメールの相手はSDNの佐藤由加理からだった。何年ぶりだろうか・・・。拓海はすぐに返信を送った。
今日なら時間あるから大丈夫だよ・・・。会うの楽しみに待ってる。
送ってからすぐに返信がきた。
じゃあ11時にあの喫茶店で。待ってます。
ただいまの時刻は10時15分。まだ何も用意をしていない拓海。大急ぎで風呂に入り、珠理奈の作った玉子焼きを食べ、着替えをし、家を飛び出して車に乗り込んだ。そして拓海の思い出の喫茶店へと向かった。
喫茶店へと着いた拓海はドアの前に立ち深呼吸をした。ドアを開ける。
─カラカラカラ?ン─
拓海「ちわ?す・・・。マスター久しぶり」
マスター「おう!!拓海!!元気そうだな!!」
拓海「マスターこそ・・・相変わらずだね♪」
マスター「由加理・・・奥で待ってるぞ」
拓海「わかってる・・・。マスター後でコーヒー持ってきて」
マスター「了解//ブラックだよなお前?」
拓海「うん//よろしく」
そういって拓海は奥のテーブルへと向かった。由加理が待っていた。こっちに気付いた由加理が優しく微笑む。
佐藤「久しぶり♪元気そうだね♪」
拓海「そっちこそ//頑張ってるみたいでなによりだよ♪」
佐藤「とりあえず座って//」
拓海「うん・・・」
拓海は席に座った。ちょうどコーヒーが運ばれてきた。いい臭いだ。さすがマスターだ♪コーヒーを口に運ぶ。やっぱり美味しかった。懐かしい味・・・//自然と笑みが溢れた。
佐藤「懐かしいよね・・・ここ//何年ぶりに来たんだろ」
拓海「5年ぶりぐらいかな・・・」
佐藤「そうだね♪やっぱり落ち着くなぁ・・・ここ・・・」
拓海「で・・・話って何?」
佐藤「・・・・あのさ//」
拓海「ん・・・?どうしたんだよ改まって//」
由加理が重たい口をひらく。
佐藤「麻里子と・・・話できた?」
拓海「ううん・・・やっぱり俺・・・嫌われてるみたい//」
佐藤「そうなんだ・・・//ごめんね・・・私のせいで・・・//」
拓海「あのときのことは気にするなよ・・・//大丈夫だから//」
佐藤「拓海・・・//」
そのときだった。
─カラカラカラ?ン─
篠田「由加理?♪お待た・・・せ・・・」
拓海「麻里子・・・」
思ってもない来客。拓海は困惑した。
拓海「ごめん・・・今日これから予定あるから帰るよ・・・誘ってくれてありがとな由加理//じゃあ//」
─カラカラカラ?ン─
拓海は喫茶店を後にした。
佐藤「とりあえず座りなよ・・・」
篠田「うん・・・//」
麻里子は席に座った。表情はとても暗かった。
佐藤「おどろいた・・・?拓海がいたこと・・・」
篠田「なんで由加理は平気でいられるの!?」
佐藤「えっ・・・//」
麻里子がいきり立って由加理に言葉をぶつけた。
篠田「だってアイツは・・・由加理を見殺しにしようとしたのよ!!」
佐藤「それは・・・//それは違うのよ麻里子!!拓海は何も悪くないの!!あのことは・・・私が全部悪いのよ!!」
篠田「でも!!アイツは逃げた・・・由加理があんなことになっているのを目の前にして・・・それでもそんなこといえるの!?」
佐藤「いい麻里子・・・これから話すことしっかり聞いて・・・。アンタはあのときの真実を知らないだけなの・・・。」
篠田「でもアイツは!!」
佐藤「黙って聞いて!!それを受け入れて!!いい・・・今から話すことはすべて真実・・・。それを信じられないなら私・・・麻里子とは縁を切るから・・・いい!?」
篠田「わかった・・・」
下をうつむき静かに聞く体制にはいった麻里子・・・。それを確認した由加理は全てを話始めた。そう・・・拓海がちょうど高校1年のころに起きたある出来事の真実を・・・。
NEXT
TOPへ戻る
LaZoo掲示板
/
カオス・ストーリー2
/
3
トップ
総合テキスト投稿&無料HP作成
(C)
Chaos-File.jp