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カオス・ストーリー23

運命の出会い
?AKBとマネージャー?
第9話

北原「イタタタタッ・・・//」

拓海「ウゥッ・・・」

北原「ハッ!!だっ・・・大丈夫ですか!!」

北原は、自分の横に倒れ込んでいる拓海に気づいた。

北原「あっ・・・ひじ怪我してます…」

拓海「えっ??あぁ・・・このくらいは大丈夫ですよ…」

北原「すみません・・・北原の不注意で…」

拓海「そんな・・・それより北原さん怪我ありませんでしたか?」

北原「はい・・・」

拓海「よかった♪」

北原「どうして・・・どうしてわたしのことかばったんですか・・・?」

拓海「なんでって・・・怪我して公演できなくなったらたくさんの人が悲しみますから・・・」

北原「でも怪我してるし・・・」

拓海「な?に♪こんなもの、北原さんの今までの努力に比べればなんてことないですよ…。」

北原「(拓海さん・・・)」

拓海「うんしょ・・・さっ!!行きましょうか♪」

北原「はい・・・//」

そしてまた、歩き始めた2人・・・。
北原「(拓海さん・・・//こんな優しい男の人・・・初めてだよ//)」

北原は初めて男性に好意をもった。このひとなら・・・自分のことわかってくれるかも//そう思った。しかし、拓海の体は見えないところでダメージを受けていた。

拓海「(やばい・・・脇腹がいてぇ・・・うっ・・・完全に骨やったな)」

しかし、北原に悟られてはいけない。拓海は脇腹をかばいながら出口へと向かった。

─ブーッ・・・ガチャン─

拓海「北原さんつきましたよ」

北原「わざわざありがとうございます//」

拓海「いえいえ!!公演・・・頑張ってきてくださいね!!」

北原「はい♪」

拓海「じゃあまた後で♪」

拓海が車を走らせようとしたときだった。

北原「あっ・・・あの!!これ・・・」

北原は拓海に紙を渡した。

北原「じゃあまた・・・//ペコリ//」
軽く会釈した北原は劇場へ走っていった。

拓海「なんだろう・・・」

拓海は渡された紙を見た。そこにはメールアドレスと小さな文字でなにかが書いてあった。

─拓海さんへ─

もしよかったらわたしの話し相手になってくれませんか・・・??メールでなら拓海さんと話せると思います。もしよろしければメールください。
─北原 里英─
拓海「本当にシャイなんだな・・・フフフッ(笑)あっ・・・いって?・・・ここにきて痛みが増してきた・・・うっ・・・」

突如激痛がはしった。脇腹をみると真っ赤に腫れていた。

拓海「これはやばいな・・・うっ・・・医者いかないと・・・」

さすがに不味いと思った拓海は秋元へと連絡を入れた。

─プルルルルッ・・・ガチャ─

拓海「もしもし成瀬です」

秋元「おぉ成瀬くん・・・どうしたんだ?」

拓海「あの・・・脇腹の骨がおれてるかもしれないんです…。」

秋元「大丈夫かい??なにがあったんだ??」

拓海「まぁいろいろありまして・・・とりあえずこれから病院にいってきます。なので劇場に代わりのマネージャーさんおくってもらえませんか??」

秋元「わかった・・・とりあえず病院にいってから電話してくれ」

拓海「わかりました・・・では」

─ガチャン─

拓海「とりあえず病院にはやくいこう・・・うっ・・・」

脇腹の痛みはさらに増してきていた。拓海は激痛をこらえながら病院へ車を急がせた。

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