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カオス・ストーリー23

AKB学園
第15話

春「うぅ・・・ん!?」


春は目を擦りながら起き上がると口元に違和感が、


指原「!!」


その時、


柏木「春っさん♪一緒に泳ぎ・・キャー!」


運悪く柏木がその瞬間を目撃してしまったのだ


春「え?・・あぁ!」


春もようやく現実が理解できた


指原「あぁ・・違うんです!これは・・事故です!事故!」


柏木「さ、指原・・あんた・・」


柏木から目に見えるほどのドス黒いオーラが出ている


指原「ヒィィィ、違うんですってばこれは違うんですー!」


指原は全力で逃げる


柏木「まてー!一発殴らせろー」


柏木も全力で追いかける


春「ちょ・・俺は放置・・・?」


春はその場に立ち尽くすしかなかった

それから・・・


大島「ねぇ、なんで春は泳がないの?」


夏輝「あぁアイツカナヅチなんだよ(笑)」


大島「えぇ!そうなんだ!運動神経いいのに」


大島たちは砂場でビーチバレーをしていた。

するとそこへ


指原「ぎゃー誰か助けてー!Help me!」


柏木「誰かソイツを捕まえて!」


河西「なになになにがあったの?」

柏木「その指原が春さんと・・キ・・キ・・」


河西「キ?」


柏木「キスしたんだよ!」


全員「えぇ!キス!?」


北原「え?ちょっと待って、それってどっちから?」


柏木「指原からに決まってるでしょ!」


その瞬間にある二人の眼が変わった

高橋・「指原・・・」


河西「潰す・・」


指原「ぎゃぁぁ!だから違うんですって事故なんですって」


柏木に加わり高橋と河西も指原を追いかける


峯岸「キ、キスなんて・・そういうのはイクナイ!」


高城「ん?なに砂浜で鬼ごっこ?」

倉持「あ、あきちゃ・・」


高城の天然ぶりに倉持も落胆した


北原「キスか?・・そういえば今春さん一人・・」


北原も指原の影響で大胆になろうとしていた

指原にキスをされ一人立ち尽くす春。

そこへ、ある一人の少女が
「・・俺のファーストキスが指原に・・」


北原「春さん!大丈夫ですか?」


春「ありがとう、大丈夫」


北原「あ、あの・・指原のこと好きなんですか?」


春「いや全然・・好きって感情はなかったわ」


北原「じゃあ北原と指原どっちが好きですか?」


北原は呟くような小さな声で言った


春「え?ごめん聞こえなかった、もう一回言って?」


北原「・・・だから、北原と指原どっちのことが好きですか!」


北原はふりきったように言った


春「えぇ!?ちょっ、待って」


そして二人の間には重い空気が流れた


二人にとってはとても長い時間と感じただろう


そしてついに春が放った言葉は・・・

春「どっちかと言うなら里英・・かな・・」


北原「ほ、ほんとですか?」


春「う、うん」


二人とも照れてしまい逆に沈黙してしまった


春「・・・」


北原「・・・」


いつもならここですぐにでも逃げ出す北原だったが今日は違った


北原「なら・・私にもキスしてください!」


春「え!?いきなり言われても・・」


北原「やっぱり指原の方が好きですよね・・」


春「いや違うって!まずあれは事故だし」


北原「けど・・なにも反抗しなかったってことは受け入れたってことじゃないですか!」


春「反抗する暇もなかったんだって!寝起きだったし」


北原「けど指原が嫌いなら怒りますよね!」


北原は完全にむきになっている


春「あぁ!もう分かった!」


春は北原の腕を引っ張り、チュッ


春「これで分かったでしょ・・」


北原「・・・」


北原はまさかほんとにキスされるとは思っておらず不意だったのもあり完全に言葉を失ってる


春「あれはほんと事故だから・・」

北原「は、はい・・すいませんでした」


北原はそう言うと走って逃げてった


春「どうしよう・・」


勢いでしてしまった春は自分の唇に手をあてことの重大さに改めて気付き後悔する


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