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カオス・ストーリー23

AKBで小説?僕の仕事はマネージャー?
第1話

「サトシ?、次の予定は?」

「はい、次はスタジオを移動して週刊誌Aのグラビア撮影になります」

「サトシさん、私の荷物どこ~?」

「あなたの荷物は、そこのテーブルの上ですよ。」

「ちょっとサトシ!うちのためのおやつはぁ?」

「それは知らん!自分で買ってこい!!」


「サトシ」と名前で呼ばれる自分…

今ではみんな名前で呼んでくれるが初めて会った時からすれば、とても想像できなかった…
僕の名前は、飯田哲

仕事は…、今日本で一番い忙しいであろうアイドルグループ、AKB48の特別マネージャーだ

『特別マネージャー』

いかにも偉そうな役職名だがたいしたことはない


やってることと言えば研究生を含めたAKB全員のスケジュール管理、荷物持ちや、メンバーのために買い出しに行ったり、控室の荷物整理など仕事は普通のマネージャーと変わりない


主な活動場はAKB劇場だが、命令一言、連絡一本あればすぐにメンバーの所に駆けつける

また劇場公演のない日や昼間は、メンバーが多く集まる撮影場に同行するようにしているもちろんメンバー1人1人に専属マネージャーは1人(メンバーによっては2人)就いているから、これでは「特別マネージャー」はただの名ばかりになってしまう
僕の仕事が特別と呼ばれる理由、それは他にある


1つは多忙な毎日を送るメンバーのメンタルケア

年頃の少女たちが、仕事に万全の状況で臨めるよう精神面からバックアップする

とはいっても、いろんな悩みを聞いたりアドバイスしたりと、ただ話し相手になるだけであるが…


そしてもう1つ…

これが「特別」と言われる所以であると思う


メンバーの性欲処理を担当することである
ブーッブーッ、ブーッブーッ


今日も携帯電話が鳴る


「このケータイだと…、選抜メンバーか」


サトシは常に携帯電話を3つ持っている


1つはプライベート用


残りの2つは

1位?21位までのメンバーが登録されているもの

それ以下の順位のメンバー、研究生が登録されているもの


であった


ここでも仕事の優先順位は選挙の順位通りなのである


大人数であるがゆえに仕方が無いことではあるが今は、そのうちの選抜用のケータイに着信が入った差出人はチームBキャプテン、柏木由紀であった

『サトシさ?ん、仕事終わったら相手してください!11時ころ伺いますo(^O^)o』


メールを見てサトシは準備に取り掛かった


メンバーから場所の指定が無いかぎり、仕事の場所は劇場の控室の隣に作られた「休憩所」と呼ばれる所である

ここでサトシはメンバーの性欲処理を行っている


この休憩所は、サトシがこの仕事に就いてから作られた


休憩所と呼ぶにはもったいない、ラブホテルのようなしっかりした部屋のつくりだった「あと2時間か…」


ベットメイキングを済ませたサトシはそう呟き、シャワーを浴びに行った
約束の11時をちょっと過ぎたころ


コンコン、ガチャ…


「どうぞー」


部屋の中で待っていたサトシは返事をした


扉が開き、元気な声が聞こえてきた


柏木「こんばんはー、サトシさん!」


サトシ「おつかれさん、ゆきり…、はぁ、またですか?」


??「いいじゃないですか!どーせ私がお願いしても順位そんなに高くないから、後回しにされるでしょ?だったら8位のゆきりんに便乗した方が早いと思って(笑)」


サトシ「あんた達が良くても、こっちは大変なんだよ?」


??「テツくんお願いします?、こっちもなるべくサービスしますからぁ^^」


サトシ「いいえ、サービスするのはこっちの仕事なんでいいんですよ(汗)。それから、僕はテツじゃなくてサトシですって?、何回目ですか(笑)」


柏木「ごめんね。2人がどうしてもって言うから、私から連絡したの」そう言って苦笑いする柏木由紀の後ろにいたのは、高城亜樹と倉持明日香だった

3人はどうやらフレンチ・キスの取材で一緒だったようだ


高城「あ?、ゆきりんはまたそうやって人のせいにする!『我慢できな?い』って待ち時間うずうずしてたのはどこのだれだったかなぁ^^」


柏木「ちょっ、あきちゃ!それは秘密だって言ったでしょ!(><;)」


お得意のオーバーリアクションで否定しようとする柏木


倉持「まあまあ、あきちゃん。ゆきりんのおかげでこうして予定入ったんだし良しとしようよ?」


倉持は1人マイペースだ。

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