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カオス・ストーリー2
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Meeting and parting…
第4話
篤斗「とりあえず、中に入って…」
北原「おじゃましま?す…」
とりあえず俺の部屋に入ってもらった。
北原「きれいだなぁ?」
篤斗「そうかな?」
北原「めちゃくちゃ綺麗だよ!私の部屋とは大違い…」
篤斗「へぇ?そうなんだ…」
北原「気持ち悪いよね…ごめんね…」
篤斗「えっ?何で謝ってんの?」
北原「いや…気にしないで!それより渡す物が…」
そう言った後に袋の中から箱を取り出した。
その中には俺が前から欲しかったブレスレッドが…
篤斗「これ…どうしたの?」
北原「松下君の友達から聞いて…」
篤斗「でも…いいの?これ結構高かったでしょ?」
北原「まぁね…でも、もうちょっとで誕生日でしょ?」
篤斗「あぁ…そうか…」
今日は4月7日。
俺の誕生日は4月15日。
ありがたいが話した事が無いのに
こんな高いプレゼント貰っちゃって…
なんか申し訳ないな…
北原「じゃあ、私はもう戻るね^^」
篤斗「あ、ありがとう!お返しはちゃんとするから!」
北原「待ってるね^^」
そう言って北原は部屋から出て行った…
午後9時――
北原が出て行ってからもう2時間近くになるが
柏木と河西はまだ戻ってこない。
消灯時間が12時なのでそれまでに自分の部屋に入っていないと
減点されてしまう。
自分の持ち点があり、それが0になってしまうと
寮から出て行かないといけない。
とにかく暇だったので鞄からipadを取り出していろいろとアプリをするが、
まったく面白くない。
何か面白い事はないかといろいろ考えているがまったく思いつかない。
すると…
ガチャッ
柏木「ただいまぁ?」
篤斗「おかえり…あれ?河西は?」
柏木「え?まだ帰ってきてないの?私より先に寮に戻ったはずだけど…」
篤斗「でも、まだ帰ってきてないぞ?」
柏木「でも、まぁ?そのうち帰って来るでしょ^^」
篤斗「まぁ…それならいいんだが…」
何故か嫌な予感がした…
この嫌な予感が的中しなければいいのだが…
午後11時――
柏木「まだ戻ってこないね…」
篤斗「ちょっと探しに行ってくる…」
柏木「私も行くよ!」
篤斗「お前はここで待っていてくれ…」
柏木「分かった…もしもの為にメアド教えて」
篤斗「そうだな…分かった」
俺はメアドを交換した後すぐに部屋を出た。
河西が行きそうな場所などまったく分からないので
とりあえず1階から隈なく探した。
篤斗「はぁ…はぁ…どこに居るんだよ…」
1階と2階は全て探し終えて残すは3年のいる3階だけとなった。
篤斗「3階は3年がいるからな…面倒な事に巻き込まれないようにしないと…」
3年のいる3階に足を踏み込んだ。
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