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カオス・ストーリー23

優子の物語
第3話

孝輔 『二人はバカみたいに仲良いんだな!マジ憧れちゃうわっ!その・・女の友情的なヤツによぉ』

みなみ 『女の友情?なんじゃそりゃ?あっちゃんと私にはそんなむさっ苦しいものはないわっ』

笑顔で階段を上りながら答える高橋。

高橋が二段飛ばしで階段を上って来て俺に耳打ちをして囁いた

高橋 『(今日さぁ、朝優子と一緒に来てたでしょ?)』

(なんだこの挑戦的な目・・)

敦子 『何二人ではなしてるの!ずるいよー』

高橋 『わかったわかった!わかったからあっちゃん!ええとねぇ・・』

(やばいっ)

俺は焦った・・・

孝輔 『ちょちょちょ高橋っ!』

高橋 『(言わないよ)』

高橋はウィンクしてきた。

(おいおい///)

俺は不意にもドキっとしてしまった。

何がなんだかさっぱりわからない前田は高橋のところまで来て、高橋の制服の裾を掴みながら

敦子 『結局なんなんだよぉー、たかみなぁー!?』

少しグレてる前田。

でも高橋は前田にニコっとしただけで、それ以上はなにも言わなかった。

敦子 『ねぇこーすけ君!後で教室でしっかり教えてもらうからねっ』

前田はそう言って高橋と教室に入っていった。

教室に入っても俺以外の男子は来てない・・

俺は前田に質問責めに合うのがイヤだったので廊下に一人でいた。

? 『ねぇーねぇー!』

孝輔 『ん?、陽菜ちゃん?』

そこにいたのは小嶋陽菜。
優子とめちゃくちゃ仲が良い。
身長は女の子にしては高いほうだと俺は思う。
しかも可愛い。

陽菜 『そーだよー!こうちゃんさぁもしかして優子と学校来たでしょっ!?』

ちょっと怒ってる?俺は少し動揺してしまったけど答えた

(陽菜ちゃんに隠してもしゃあないな・・・)

孝輔 『うん、まぁ・・・』

陽菜 『ずるいぞー優子!、陽菜こうちゃんと一緒に行きたかったのにぃ・・・』

孝輔 『・・・』

(どうしよう・・)

陽菜 『じゃあ帰りは一緒に帰ろうよ!そしたら朝陽菜抜きで行ったことゆるしてあげるよ!』

(俺何か悪いことしたっけ・・・まぁいいや)

孝輔 『俺は別に良いけど・・』

陽菜 『やったー!優子も誘っておくね?時間が来ちゃうから後でね!』

陽菜ちゃんはその後俺にデコピンをして、俺は不意にも火照ってしまった・・・


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