秘書と野獣…なんちゃって編

紫色舞

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カオス・ストーリー23
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その日
営業課長である
昌春は
午後の会議に備え
資料室の片隅にある
デスクで
ネットからの
資料を
印刷していた

すると
そこへ
社長秘書である
立花由美子が
資料を探しに
入室してきた

由美子は
髪は
長く色白で
目元も
大きめで
可愛い
と言うより
綺麗の部類では
なかろうか…

由美子は
昌春の存在に
気付き
声を掛けてきた
「あら、課長さん
忘年会
以来ですわね…
ところで
此処で何を、
なさって
らっしゃっるの?」

顔に似合わぬ
お高い口調で
昌春に訪ねた

「えぇ、午後の
会議に備え
資料を
集めてた
ところですよ。
それより
立花さんこそ
自ら資料探すとは
珍しいですね…
此処には
秘密書類等
無い筈なのに…」

「あら、
そんなに
おかしいかしら…
秘密書類だけが
秘書科の
資料じゃ
ないわよ
それに
此処にも
秘密書類は
いくつか
あるわょ
何処にあるかは
言えないけど…」

「へぇ?
そうだったんですか?
以前専務と
飲んだ時
秘密書類は
地下金庫と
聞いた
ものですから
此処には
無いものと
思ってましたよ…」

「まって、専務から
金庫の話を
聞いたって
言ったわよね?
困ったものね…
外部に
口外しない様
社長に
言われてる筈なのに…
この話
聞いた以上
あなたも
口外したら駄目よ
解ったわね!」

これ以上の会話を
する事なく
由美子は
資料を探し始めた
昌春の方も
印刷が終わり
整理は
ついていた為
再度由美子の
元へ行き
声を掛けた

「ところで
何を探して
いるんですか
手伝いますよ」
由美子は
少し考え込んでから
向きを変え
探し物を伝ると
昌春はそんなの
あるのかと
首を傾げながらも
探し始めた
しばらくして
後ろの方から
由美子の
声が聞こえて為
振り返ると

昌春の目の前には
脚立に乗りながら
手を伸ばしてる
由美子がいた

しかも
少し見上げれば
由美子の下着が
モロに
目に入る
位置に
昌春は立っていた

昌春の
視線に
気付いた
由美子は
昌春を
叱りつけた!


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