沈黙?/迎夢のエッチな官能小説
沈黙?
エッチな官能小説集

そして、深い夜が訪れる──。
深夜2時。
ジェイドは仕事を終え、ネオンの少なくなった街を歩いていた。

(瑞穂……ちゃんと寝てるかな)
最近体の調子がいい彼女は、少しなら散歩に行けるほどになっていた。
彼が数カ月前ら夜孤児院を抜けだして、朝帰ってくるのをまだ瑞穂は知らない。
こんな事をしているのがわかったら、何と言われるのか。
軽蔑されるかもしれないと思うと、何も語れなかった。

(6時半までには戻らなきゃな)
ため息を一つついて、ジェイドは携帯を取り、ボタンを押す。

「もしもし、終わったよ。 どこに行けばいい?」

コンコン──。
ノックしたドアの向こうから、慌てた足音がする。

「ジェイド!」
開いたドアから、晴菜が顔を出した。
白いバスローブに身を包んだ彼女はたまらなくセクシーだった。
それも、彼にとっては何の意味も持たなかったが。

「ね、入って 入って!」
ニコニコ笑って晴菜は彼を部屋に誘う。
部屋の中には、ロゼワインにブランデー、そしてその中央にでん、と構えているのはドンペリだ。

「ジェイドとたくさん話したいから、奮発したんだよ」
得意そうに晴菜がドンペリを指さす。

ジェイドが晴菜の部屋に入って飲み始めてから、一時間ほど経った。
晴菜は終始上機嫌で、ジェイドの話に聞き入っていた。
彼は話しながらも、体の異変に気付いていた。

酔ったせいだろうか?
頭がボーッと霞がかかったような感覚に陥る。
だが、躰は熱を持ち、何かを欲していた。

「……どうしたの?」
彼のいぶかしげな顔に気付いたのか、酔ってトロンとした目で晴菜が聞く。

「あ? いや、何でも……」
ないんだ。
そう言おうとした彼の視線が止まる。晴菜の胸元に。
酒のせいか、肌が桜色に染まり、触れると熱を感じそうだ。
うるんだヘーゼルがかった瞳も煽情的で。
自分の中の熱い物が、下腹部に集中する。

(なぜ?こんな気持ちになる?)
ドクン。
躰がアツイ……ドクン。

満たされたい……でも、なにで?
眉宇をひそめ、熱い吐息を吐きながら、
快楽を求めてる躰を抑える彼はあまりにも色っぽく、晴菜はそれだけで恍惚感に包まれた。

いつも楽しそうにしながらも冷静で理知的なジェイド。
それが初めて乱れるのだ。
自分の手によって。
晴菜は言いようのない高揚した気持ちを抑えきれず、ジェイドの頬に触れる。

熱い……。

「晴菜……?」
熱のこもった声──。

「ジェイド、どうしたの? 具合、悪いの?」
心配するふりをして、彼の躰に触れる。
ワイシャツのボタンを外し、胸を撫でると、びくり、と反応する。

「晴菜、俺、酔ったかな?」
快感で引きつった微笑。
彼自身、これが性の衝動であることも、快楽と言う言葉をも知らないのを、晴菜は見てとった。

(童貞だったとはね)
予想外だが、楽しみが増えるだけにすぎない。
これだけのイイ男をみすみす逃す手はないのだから。
それも、初めての女になれるのだ──。
彼女は歪んだ悦びに震えた。

「どこか、痛むの?」
そう言いつつ、偶然を装って彼のモノに触れる。

「うっ……」
びくん!と、ジェイドが躰を堅くする。
そこは、布越しでもわかるほどに硬く、熱を帯びていた。

「あははっ。ジェイド、大きくなってるよ」
彼のペ○スをゆっくりズボン越しにしごきながら晴菜はニッコリ微笑んだ。

「かっ……はるな、やめ……っ」
押し寄せる快感にたまらず、彼はベッドから腰を浮かす。

(ふふ……友達からもらった媚薬……なかなかいい効きじゃない!)
晴菜はすばやくズボンのチャックを下げ、ペ○スを取り出した。

それは、かなり大きかった。
20センチは越えるだろうか。
形も申し分ない。

「ここが苦しいんでしょ? 気持ち良くしてあげる」
「や……止め……晴菜」
うわずったジェイドの声が彼女に拍車をかける。
晴菜はゆっくりぺ○スの先端に舌を這わせる。

「あうっ……」
快楽に耐える彼の顔が歪む。
ピチャ、ピチャと舐める音が響く。

「すごい……すごいよジェイド……。どんどん溢れてくる。ジェイドの愛液……」
かっとジェイドは顔が熱くなった。
まだ切れずに残っている理性がそうさせるのか。

「晴菜……もう、これ以上は……」
言うが早いか、晴菜はジェイドのペ○スを頬張る。
そして、フェラチオを始めた。
浅く、深く……舌をからめペ○スを口腔内で締め付ける。

ジュボッ ジュポッ!ズッ ピチャ!
いやらしい湿った音を立て、晴菜の口から巨大なペ○スが現れる。
そして、また飲み込まれる。

「はっ……ああっ!」
想像を越える快感に、ジェイドは震え目をつぶる。

晴菜は理性などない獣のように、彼のペ○スに夢中でしゃぶりつき、その蜜を味わう。
ペ○スを舐めながら、晴菜の右手は自らの股間に当てられ、
熱く濡れたマ○コを指でかき回していた。

「ふふっ、ジェイドを見てたらもっとしたくなっちゃった」
晴菜は色っぽく微笑むと、バスローブを脱ぎ捨てた。

ジェイドは息を飲む。
生まれたままの姿の晴菜は、
あまりにも……媚薬に侵された彼には刺激的だった。

張りのある大きな胸、くびれたウエスト。
ジェイドはペ○スがさっきよりも熱く、硬くなった気がした。抑えきれないほどに──。

晴菜が快感にしびれ、自由のきかない彼の服を脱がす。
抵抗しようにも、抗う力さえなくジェイドは全裸になった。

「気持ち良くしてあげる」
「……」
「ジェイドぉっ……ジェイドのちん○美味しいよ。」
快楽の虜となった晴菜は彼のモノを玩ぶ。

「ふっ……ううっ!」
声が出ない様に口を押さえ、ジェイドは晴菜を見おろす。
ペ○スをくわえて晴菜が彼に奉仕する姿はエロティックで、童貞の彼にとっては刺激が強すぎた。
躰の中心の奥深くから、何かがすさまじい快楽と共に駆け上ってくる。

「はっ……晴菜! 俺、もうっ」
ビクビクと感じながら、思わず彼は晴菜の頭を押さえ付けた。
その瞬間、晴菜の喉深くに彼は精を放った……。

「んん……!」
晴菜はそれを受け止め、飲み干す。


「はあ はあ はあ……」
荒い息をつき、ジェイドは絶頂の余韻に浸る。
既に何も考えられなくなっていた。
瑞穂の事も、何も──。
その様子を彼のモノを舌で清めながら、晴菜は征服感に酔う。
躰はもう、男を迎え入れる体勢を整え、熱く火照っていた。

「ふふ……イッちゃったのね。凄く良かったわよ? アナタのイク時の顔」
晴菜がウットリと言葉を紡ぐ。
薬のせいで、茫然自失のジェイドの唇にキスをしながらも、
晴菜の右手は彼のペ○スをもてあそぶ。と、見る間にそれは雄々しくそびえ立った。

「次は私をイカせて、ジェイド……」
熱を放ち、花開いたソコにジェイドのペ○スをあてがい、晴菜は一気に腰を下ろした。

「ひぁっ……お、大きい」
ズブズブ……ペ○スがキツそうに晴菜のマ○コに分け入る。

「うぁっ!」
新たな快感に彼は身をよじる。
さっきよりも大きな快楽の波がジェイドの躰を撫であげる。

「こ、これで童貞も卒業ね」

ズチュッ!
激しく晴菜は腰を沈める。
騎乗位の体勢で、彼のペ○スはマ○コの奥深くへ飲み込まれ
子宮の辺りを突く度に痺れるような快感を彼にもたらす。

「あはぁ! 子宮に……子宮に届いてるぅっ!」
晴菜が絶叫する。
彼女のマ○コからはとめどなく愛液がほとばしる。
ジェイドの太腿も晴菜の股もビショビショだ。

「あっ……! ひっ! ひぃぃ!」
意味不明の言葉を発しながら、涎を垂らし晴菜はジェイドを犯す。
マ○コがキュウキュウと彼のモノを締め付け、狂おしい快感をジェイドに与え続ける。

「あっ! うぁっ……」
喘ぐジェイドの顔は、淫隈でそれでいて綺麗だった。
均整のとれた躰は今は与えられ続ける快感にヒクヒクと悩ましげに揺れ、ペ○スは彼女の膣内を暴れ回る。
快楽が募り、晴菜は少しずつ昇り詰める。

「あぁぁ……スゴすぎる」
「くぅ……っ!」
晴菜の腰を振るスピードが加速する。
それと同時に、彼女の内部が絶妙の間隔で彼のペ○スを締めあげた。

「あ……あひぁ─っ! イク……イク!」
絶頂の叫びと共に、晴菜のマ○コがキューっと締まり、ジェイドを一気に追い詰めた。

「……っ!」
声も出ないほどの快感。ジェイドは晴菜の胎内に勢い良く精を放つ。
晴菜はグッタリと彼の上に崩れ落ち、気を失った。

ジェイドは、荒い息をつき、しばらく動くこともできなかった。
それほどに媚薬は彼の性感を高めていたのだ。

数時間が経過し、窓から見える空が薄明るくなってきた。
ジェイドはハッと我に返り、思わず額に手を当てた。
晴菜はまだ起きない。

夜の事が思い出され、彼の胸にやるせない思いが滲んだ。

……取り返しのつかない事をしてしまった。
瑞穂が好きなはずなのに、
興味もない他の女と寝てしまった自分が汚いような気がして、
嫌悪感がこみあげる。

(とりあえず、ここを出よう……)
慌ててシャワーを浴び、手早く着替えて彼はその場を去った。
一刻も早くそこから離れたかった。


──孤児院に戻ったジェイドが時計を見ると6時半を少し過ぎた頃だった。

「あれ? ジェイド……ドコ行ってたんだよ」
親友の柚が今、自分の部屋に入ろう……という所だったジェイドに声をかけた。

「ああ……眠れなくてさ。ちょっと散歩してたんだ」
あやふやに笑って誤魔化そうとしたが、次の柚の一言で彼はギクっとする。

「……お前、何かあったろ」
さすが、と言うか何というか。物心つく前から一緒の親友は勘が鋭い。

「あ……いや、ちょっと考える事があって」
「俺にも言えないのかよ?」

不満そうな柚の態度に、悪いな……と、苦笑しながらジェイドは部屋に戻った。
カーテンを閉めたままの4畳半ほどの部屋の、
簡素なベッドに倒れ込み、ジェイドは目をつぶった。

昨夜の淫隈な体験を忘れるために──。
甘美で、とろけるような、記憶を忘れるために──。

女が主役
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