教師監禁?
エッチな官能小説集
それから、またしばらく里深は、一人きりで放置されていた。
相変わらず縛られた腕は痺れて、感覚もなかったが、里深の身には、もっと重大な問題が起こっていた。
いつしか、里深の体の奥深くから、抗いようのない生理的な欲求が芽生えていたのだった。
はじめは、かすかな知覚でしかなかったその欲求は、今では絶え間なく責めさいなむ苦痛にまで成長していた。
「ああ…」
里深の唇から、こらえきれずに声が漏れた。
両足を必死に閉じあわせるが、ロープに吊られていて座りこめないので、たいして効果があるわけではなかった。
嵐のような欲求が、繰り返し打ち寄せる波のように、里深の下腹部を襲っていた。
(だ、だれか…。も、もれちゃう…)
ガチャッ…。
物音がして、ドアが開いて、亜紀子が入ってきた。
「どうかしら、森田さん。少しは素直になったかな…」
「ああ、先生。お、お願い…です」
里深は、全身に汗を浮かべて、必死にその欲求と戦っていた。
「お、おトイレに行かせてください…」
羞恥かそれとも苦痛のためか、里深の顔は、真っ赤になっている。
「ふふふ、そうよね。あなたが縛られてから、もう何時間も経ってるものね。いくらなんでも、そろそろ我慢も限界よね」
亜紀子は里深の側に寄り添い、小刻みに震える里深の下腹部を、そっとなで上げた。
「ひっ、や、やめてえっ、もれちゃう」
「それにあなたが飲んだお茶には、強力な利尿効果があるんだから…」
亜紀子は、里深の頬を持ち上げて、自分のほうに向けた。
亜紀子の顔がすぐ真近にあり、里深の顔に亜紀子の甘い吐息が吹きかかる。
「森田さん。何が漏れちゃうのかしら、いい子だから、先生に教えて頂戴」
子供に語りかけるような口調であった。
亜紀子の指先が弄るように、里深の震える頬を往復する。
「い、いや…、せんせい…、いじ…わる…」
多感な乙女の口から、発しにくい言葉を要求され、里深は小さく首を振った。
「お願い。先生。おトイレに行かせて…」
「だめよ。ちゃんと言わないと、このままもらすまで、放っておくわよ。いいのかしら…」
「そんな…、ああっ。ひどい」
ふいに津波のような尿意に襲われ、里深の全身に緊張が走る…。
その緊張は、鳥肌となって、里深の肌を走り抜ける…。
足の指が内側にぎゅっと折れ曲がり、里深の窮状をあらわしていた。
もはや、一刻の猶予もない。
「ああ…、言います。おしっ…おしっこが漏れちゃう」
振り絞るように叫ぶ里深を、亜紀子はうっとりしたまなざしで見つめている。
「いい子ね。よく言えたわ。ついでにもう一つお願いがあるの。それをきいてくれたら、今度こそトイレに行かせてあげる」
「な、何ですか…、は、はやく…」
里深は、豊かに張り出した腰を、所在なくくねらせている。
そうしないと我慢できないのだ。
亜紀子は、苦しそうに顔をしかめる里深の前に、一枚の紙を差し出した。
「ここに書いてあることをあなたに読んで欲しいの」
「えっ…、…な、なんですって」
差し出されてきた紙に書かれている文章を読んだ里深は、驚きあまり声をあげた。
「もちろん、目で読むだけじゃ駄目よ。大きな声に出して読んで、ここに書いてあることをはっきり宣誓して欲しいの」
「そんな…。ああっ…。何、考えてるんですかっ」
あまりの馬鹿馬鹿しさに里深は声を荒げた。
その紙には、こう書かれていたのだった。
奴隷宣誓書
私、森田里美は、佐藤亜紀子先生の性奴隷となって、今後一生生きていくことを誓います。
亜紀子先生の命令には、どんな事でも逆らわず、立派な淫乱になるように精一杯がんばります。
平成10年8月3日
白樺女学院 2年3組 森田里深
◆◆◆◆◆◆◆
「いいのかなあ、この宣誓書を読まないと、どうなるかしらねえ」
亜紀子の声が、低くこもったものになっていた。
「花も恥じらう乙女が、恥ずかしい下着姿で、おしっこを洩らすところをビデオに撮られたくはないでしょう」いつのまにか、里深の前には、三脚を取り付けたビデオカメラがセットされていた。
「ふふ、私、こう見えても、機械関係には強いのよ。ばっちりキレイに撮ってあげるからね」
亜紀子は、そのビデオのファインダーを覗き、カメラアングルを確認する。
「いいわ。森田さんの姿がちゃんと写ってるわ」
亜紀子は、ビデオカメラのスイッチを入れた。ピッっという電子音とともに、唸るようなモーター音が聞こえてくる。
このまま里深が失禁する様子をビデオに録画しようというのだ。
「いやあ、ビデオなんて、やめて」
「じゃあ、宣言しなさい。そうすれば、縄も解いて、トイレにも連れていってあげるわ」
狡猾な亜紀子の強要であった。
亜紀子が、また傍に近づいてきた。「い、いやです。そんなもの、読めません」また、下腹部を触られるのか、と身構えながら、里深が叫んた。
子供だましのような宣誓書だが、上流家庭で育った里深のプライドが、それらの下品な言葉を口にすることを阻んでいた。
「そう、いいのね。きっと後悔するわよ…」
亜紀子は、里深の予想に反して、あっさりと引き下がった…かのように見えた。
「馬鹿ねえ。どうせ、あなたは、私の言うことを聞くしかないのに…」
亜紀子の手の黒いロープが、異様な存在感を放って、里深の目に飛び込んできた。
「い、いや、先生。な、なにを…」
身構える里深の片膝に亜紀子が、そのロープを巻き付ける。
「や、やめて、お願い。先生」
亜紀子の意図に気づいた里深の懇願も空しく、そのロープは、里深の左の膝にしっかりと結び付けられた。
ロープの先は、天井の滑車へ通されて、亜紀子の手へと続いている。
「森田さんははずかしがりやさんだから、足を閉じられないようにするのよ」
ぐいっと、手にしたロープを引き絞る。
「あっ、いやっ」
里深の意思に反して、左足が、膝の部分から、持ち上げられていく。しっかりと閉じられていた両足が、左足を吊られることによって、大きく割り裂かれていった。
「いやっ、だめっ」
里深の必死の抵抗も空しく、持ち上げられた足は、そのまま固定されてしまった。
「いやねえ。見ている方が恥ずかしくなっちゃうぐらい。森田さん、あなたのその格好ってなんていうか知ってる…、大股開きっていうのよ」
「いやっ、恥ずかしい…」
亜紀子のねちねちした口撃に、里深の羞恥は頂点を極めた。
薄い下着だけの秘部を、同性とはいえ、まじまじと観察される辛さは想像以上のものだ。
「どう、宣誓する気になった」
「い、いやです。誰が、読むものですか。先生の言いなりになんて、絶対なりません」
里深は強情だったが、その強情さが、最悪の結果をもたらすことを里深は、まだ知らなかった…。
「ひやあぁぁ」里深の悲鳴が、響き渡る。
「や、やめっ、せ、せん…せ…い、やっ…」
絶え間なく押し寄せる激情の波に、里深の声も、途切れ途切れになる。
亜紀子の操る鳥の羽が、里深の顎の下や脇の下といった敏感な肌を微妙に刺激していた。
「あら、森田さんって、くすぐたいのに弱いのね。うれしいわ。そんなに喜んでくれて」
「あぅ、やっ、だっめっ、あん」
断片的な悲鳴をあげながら、里深は、緊縛された身体を精一杯くねらせる。
今の里深にできる唯一の抵抗だった。
「そう、くすぐられて、涙を流すほど嬉しいの…。もっと、続けてあげようか」
ひとしきり里深をくすぐってから、その手を止めた亜紀子が汗と涙まみれの里深の顔を覗き込む。
「はあはあ…。先生、もう、やめて…く、苦しい…」
「あら、まだ、くすぐって欲しいみたいね」
亜紀子は羽の先で、里深の大きな乳房をゆっくりとなぞった。
里深の身体を一通りくすぐってみて、そこが里深の急所の一つであることを見つけていたのだった。
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