運命の出会い?AKBとマネージャー?
第37話
─2クール─
あの小嶋との行為があった日からあっという間に2日が過ぎた。この2日間はほぼ外回りばかりだったためメンバーとは顔を会わせることがなかった。少し寂しさを感じた拓海。しかし今日は待ちに待った宮澤、増田、倉持と3人で食事会。胸踊らせながら朝からこれだけのために仕事を頑張った。しかし・・・。
─ブーーッ・・・ガチャン!─
拓海は急いで車を止めて待ち合わせ場所へと走っていった。
拓海「ゴメン!遅くなった!」
もちろん遅刻。宮澤と倉持は笑顔で迎えてくれたが増田だけはどうも違った。顔がひきつって・・・。鬼のような顔だ。
増田「もう!乙女たちを何分待たせればいいんや!全く・・・」
倉持「・・・有華ちゃん//まだ3分しか待ってないよ・・・(笑)」
増田「3分も30分も変わらへん!待たせたのはかわりないんやから」
宮澤「・・・いや。随分変わると思うけどな(笑)」
増田「なっ・・・//2人して拓海をかばうんか!・・・もういい!先いってるからな!」
そういって1人かけていく増田。取り残された3人はゆっくりと食事をする料理屋へと歩いていった。歩きながらも拓海はずっと増田のことばかり頭で考える。嫌われちゃったのかな・・・。
拓海「はぁ・・・」
倉持「どうしたの?たっくんらしくないじゃない」
拓海「いや・・・//有華怒ってたからさ・・・」
宮澤「怒る?とんでもない♪この食事会一番楽しみにしてたの有華だからね♪」
拓海「えっ・・・?そうなんですか?」
宮澤「待ってる間もずっと拓海に会える♪拓海に会える♪って1人で騒いでたんだから♪」
拓海「そうなんですか・・・。はぁ?よかったぁ?」
倉持「なにが?」
拓海「えっ?あっ・・・いやぁ?有華に愛想つかされたのかと思って少し心配になってさぁ?。でもよかった♪本当によかった♪」
宮澤「フフッ(笑)本当に拓海さん有華のこと好きなんだね?♪」
拓海「もちろん♪世界で一番♪」
倉持「ねぇ?♪有華ちゃんのどこに惚れたのよぉ?//」
拓海「えっ・・・それは・・・その・・・」
宮澤「まぁいいわ//この話はじっくりご飯食べながら聞こうじゃないの♪」
拓海「えぇ?!」
倉持「じゃあ決まりね♪そうと決まればはやくいかなきゃ♪」
拓海「えっ・・・!あっ・・・!ちょっ・・・!明日香?!」
拓海は倉持に服の裾を捕まれ強引に引っ張られながら料理屋へと向かって走っていった。
食事をする料理屋はあまりそう遠くはなかったため走って2分ほどでついた。店の目の前にある看板を見ると・・・。
─完全個室制─
さすがはAKBだ。やはりその辺には気を配っているようで少し安心をした。とりあえず中へとはいる。
─カラカラーン─
いらっしゃいませ?♪
ドアの鈴の音と共に威勢のいい店員の声が帰ってきた。
店員「いらっしゃいませ♪あの・・・。ご予約いただいた成瀬様でよろしいですか?」
拓海「はい♪」
店員「先客様がお待ちなのでどうぞ♪こちらです♪」
店員につれられ部屋へと案内された3人。部屋へとつくと増田がひとりちょこんと座っていた。
増田「随分つくの遅かったな?」
倉持「私たちが遅いんじゃなくて・・・。有華ちゃん早すぎるんだよ。1人で怒って先いっちゃうし」
増田「それは・・・//ごめんなさい//謝るわ//」
宮澤「拓海さん・・・。ずっとハァ・・・。ハァ・・・。ってため息ばっかりついて・・・。有華のこと気にしてたんだから」
増田「・・・・ほんまに?」
拓海「あぁ・・・それは別に気にしなくていいよ//ほら!それよりはやく座りましょうよ♪」
宮澤「だね♪」
倉持「もちろんたっくんは有華ちゃんのとなりだからね♪」
拓海「はい・・・」
そうして席についた3人。やっと食事会が始まった。とりあえず色々と品物を注文する。待っている間、倉持、宮澤、増田はずっとAKBのことを話し盛り上がっていた。一方拓海はというと
拓海「えっと・・・。今月の予定は・・・。あっ・・・。手帳にも書かなきゃ」
と仕事の予定を確認しながら話を3人の聞いていた。
宮澤「ねぇねぇ聞いてよ♪昨日ね・・・。Kの劇場公演で優子がさぁ?にわとりのものまねして・・・。もうみんなで大爆笑してさぁ♪」
増田「うちもな、Bの公演のときにゆっぱい!ゆっぱい!っていわれて・・・。恥ずかしくて仕方なかったわ」
拓海「(フフフッ(笑)ゆっぱいって・・・)」
つい苦笑してしまう拓海。ただ話を聞いているだけなのにすごく面白かった。
倉持「それならこっちもね、今日陽菜ちゃんがさぁ?・・・」
拓海「(陽菜・・・・!?)」
なぜかこの言葉にだけ過剰反応を見せてしまう拓海。仕事をしているときもその言葉が出るだけで背中がゾクッとした。理由はよくわからない・・・。ただわかっているのは1つだけ・・・。
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