なつみ
エッチな官能小説集
今、私は5年前と同じ場所で昔の恋人を待っている。
私は大学を卒業して以来12年間、同じ会社に勤めてきた。
その間、何人かの女と付き合い、就職して6年目にナツミと出会った。
ナツミは当時高校を卒業したばかりの18歳だった。
しかし18歳にしては冷めた感情の持ち主で、扱いに大変苦労した。
そして案の定、私は3ヶ月で振られてしまった。
それから、年に何回かしか連絡を取らなくなっていた。
だいたい連絡を取るたびにお互いに異性関係で何かあり、
グチったり怒られたりしているうちに、
友達ではなく恋人でもなく妹でもない──言葉では表しにくい関係になっていた。
──最後にナツミと会ったのは5年前だった。
さっきまで笑っていたナツミは、別れ際、駅の改札の前で泣いた。
人の行き交う場所から離れて、ナツミは私の腕を力なく掴んでしばらく泣いていた。
言葉をかけずに抱き締めているうちに、私の中の何かが弾けた。
それから4年、連絡を取るのをやめていた。
しかし付き合っている彼女が妊娠したのをきっかけに、私は4年ぶりにナツミと連絡を取ったのだ。
そう連絡だけで終るはずだったのだが──。
籍を入れてからも、子供の誕生待ちと新婚という幸せの中にも、どこかで寂しさを感じていた。
子供が生まれて文字通り親馬鹿になった時、私はナツミに電話をした。
何年振りでも、変わらないナツミの声。
あの頃の自分に引き戻されそうになる。
もちろん妻や子供への気持ちは変わらない。
だが、心は明らかに二つに分裂している。
初めてメアドを交換してから少し時間を置き、私は酒に酔った勢いで、メールごしにナツミを誘った。
酒を呑んでいたのを知っていたナツミは、初めは信じなかったが、
最後にそれを理解すると
「シラフで同じこと言えたら、いいよ別に」と答えた。
約束の時間まであと10分のところで、ナツミは待ち合わせ場所に来た。
「久しぶりだねぇ、最近どう?」
相変わらず、変わらない様子でナツミが言った。
とっさにナツミの右手を握る。
「ナツミとやりたい」
「処女はもうないよ」
ナツミは笑って、手を軽く握り返した。
すぐに駅前のホテルに入り、私は先にシャワーを浴びて、ナツミがシャワーを終えるのを待った。
こんなに緊張したのは何年振りだろう。
(昔、ナツミの処女をもらおうとした時以来か……?)
あれこれ考えているうちにナツミは浴室から出てきた。
そして声をかける間もなくナツミは私の膝に跨った。
「しよ」
それを合図に、私はナツミにキスをした。
ナツミの方から舌を絡めてきた。
私は負けずにナツミのタオルを剥ぎ取り、体の感触を確かめるように、膝に乗せたままナツミの体を愛撫した。
ナツミは私の舌を吸いながら、愛撫に小さな声を漏らした。
もう18歳ではない27歳のナツミに、私は異常に興奮した。
ナツミの舌が離れると、私は少し小さめの乳房を掴み、首筋から乳房へと舌を這わせた。
ナツミは敏感に反応し、ぴくぴく体を震わせながら私の顔を胸に押し付けた。
乳房を掴んだ反対の手でナツミの秘部に触れると、既に滴り落ちるぐらいに愛液が溢れていた。
少しの間、指でいじっただけで私の手はナツミの愛液だらけになっていた。
私はナツミをベットに押し倒し、足をM字にさせた。
奥で、ナツミの秘部が愛液でヌラヌラに光っている。
「知らないうちに、こんなにやらしくなっちゃって……」
私は、隅々まで丁寧に、ナツミの秘部の愛液を時間をかけて舐め取った。
だけど、ナツミの愛液は後から後から溢れてくる。
「あ……ん、もっとしてぇ……あたし、おかしくなっちゃう……」
私はクリを吸いながら 指をゆっくり奥に入れた。
「ん……っく」
ナツミが腰を浮かせると、中をかき出すように、ゆっくり指を出し入れする。
ナツミは腰を浮かせたまま、声を漏らした。
「速い方がいい?」
「うん……速い……速い方がいいの……」
甘えた声が、指の動きを速めるごとにナツミは激しくなる。
そして絶叫に近い喘ぎ声を上げて、ナツミはイッた。
息を整えながらナツミは起き上がって、
「今度はあたしが気持良くしてアゲル」
と、すぐに私のイチモツにすり寄ってきたかと思うと、
ナツミはイチモツを軽く握り──先を舌の先で優しく舐め始めた。
まさかナツミがフェラしてくれようとはと、驚きと嬉しさで興奮が倍増した。
大事そうに両手で支えて、裏や根本まで舐めてくれたかと思うと、イチモツを口に含んで頭を動かした。
「いつのまに覚えたの?」
私の問いには答えず、ナツミは頭を動かし続け、次第に大きな波が襲ってきた。
「ナ……ナツミ……もう駄目だ……イキそう」
「いいよ」
ナツミは頭を動かしながら、手も動かし始めた。
それにつられるように自分も腰を動かす。
「……っ」
私の精液がナツミの口の中に注がれた。
ナツミの口の端からは、白い液体が一筋伝っていた。
私は少し緊張していた。
昔、何度も何度もチャレンジして達成することができなかった事。
今なら十分な程濡れているし、入り口を遮るものがない。
「はやくきて」
足を広げ、両手をさしのべながらナツミが言う。
私はナツミに言われるまま、ゆっくりとナツミの中に入れた。
ナツミは、きつく吸い付くように私を受け入れた。
「はぅ……っ」
奥まで入ると同時に、ナツミは腰を浮かせて私の両腕を掴んだ。
私は敏感に感じるナツミの顔を見ながら腰を動かした。
「やぁん……そんなに顔見ないでぇ……恥ずかしいよ」
「ナツミ……すごくいやらしい顔してる」
「いじわる」
「もっといやらしい顔してみて」
私は、奥まで突き上げるように腰を振った。
「あんっ」
ナツミは私の腕に爪を立てた。
乳房が激しく揺れる。
私はナツミを四つんばいにさせて、バックで入れた。
ナツミは正上位より激しく感じた。
私が腰を動かすと、自分から腰を動かしてきた。
結合部から、やらしい音と共にどんどん愛液が溢れ出す。
「ああ……い、いっちゃうよぉ」
「オレも……、一緒にイこう」
私はナツミの腕を持って、腰の動きを最大限に速めた。
二人同時に今まで以上の波が押し寄せる。
「イ……くぅ!」
同時にナツミ中に精液が大量に流れ込んだ。
私たちは頭が真っ白になって、ベットに倒れ込んだ。
その後しばらくしてから、「後悔してないか」 とナツミに聞いた。
「どうせ気持いい事するなら、あなたとが良かったの」
ナツミは笑顔でそう言った。
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