穂乃香の長い土曜日・後編。
あも
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「新城せんせぇ、優、ここがわかんないですぅ」
「あーんっ、もー勉強なんて大ッキライッ!」
一見すると和やかな勉強会の風景。ハンターと化した雌狐達は、獲物の気を引くのに必死だ。
「はは、俺も学生の頃は勉強が嫌いだったよ。」
そんな彼女達のギラつく光線を無難に交わしながら、いつも通りの物腰柔らかい口調の新城は、だれが見たって――穂乃香が見たって“新城篤志先生”だ。
自分が受け持つ保健体育以外の教科の質問も、嫌な顔一つせず答える新城に、尊敬と熱情を含んだ熱い眼差しを送る少女達。
穂乃香の気苦労も――ましてや新城が妙な淫剤を彼女に投与した事実も知らず――新城を自分のほうへ振り向かせようとする少女達の間には始終火花が飛び散っていた。
(はぁ、馬鹿みたい…)
穂乃香が呆れたようにため息を付く。今日何度目のため息だろうか、付かずにはいれないこの状態を嘆いた。
(早く終わってくれないかな…)
先生が秘部の奥深くに塗りこんだ媚薬は、未だ熱を放っている。しかし、これぐらいの弱々しい刺激、ある程度免疫がついている穂乃香には、性的な意味での熱は伝わってこなかった。
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